世の中には「熱狂的なファン」という方が様々なジャンルに存在する。
その様々なジャンルの中で漫画・アニメの分野で私が感じる三大熱狂的ファンが多い作品をまず紹介しておきたい。
その3作品とは
「スラムダンク」
「ドラゴンボール」
「エヴァンゲリオン」である。
ドラゴンボールは私も全巻持っているがアニメはほとんど見たことがない。
スラムダンクは漫画もアニメも読んだことも見たこともない。
エヴァは後に語ろう。
ドラゴンボールの熱狂的ファンには特段なにかしら特別な感情はない。
先日、ドラゴンボールを冷静に考えてみた。
強い敵が出てくる→戦い勝つ→強い敵が出てくる→戦い勝つ、そして定期的ボールを集めるの繰り返しではないか!と気付いた。
シンプルな方がいいのだろう。きっと。
さて、問題はスラムダンクとエヴァンゲリオンなのだ。
先にスラムダンクについて。
スラムダンクの熱狂的ファンはスラムダンクを読んでいない人に対して高確率でマウントを取ってくる。
「読んでないなんて人生を損してる」
ある時は「非国民」呼ばわりまでしてくる始末。
私は何も「奇をてらってる」わけでも「意地でも!」というわけでもない。
スラムダンクファンの圧倒的な熱量により読む気が失せているだけなのだ。
そう。
あまりの熱量に信者を増やす事に失敗しているのだ。
それは本当に読んでほしいのか、それともただ単にマウントを取りたいのか。
スラムダンクを読んでいる或いはスラムダンクに詳しい事が、なんの利になってるのか私は疑問でならない。
次にエヴァンゲリオンである。
エヴァンゲリオンもエヴァンゲリオンでスラムダンクに似た様子である。
エヴァンゲリオンファンもとにかく熱い。
私はスラムダンクと同じ理由でエヴァンゲリオンが好きではなかった。
見たことも読んだこともないエヴァンゲリオンが好きではなかった。
それはある日のこと。
AbemaTVで2日に渡りテレビ版のエヴァンゲリオンが一挙放送されるという日があった。
たまたま時間があった私は嫌い・批判するなら見てみないとと思った。
そして見事にはまった。
ミイラ取りがミイラになったような感覚である。
それからすぐ様漫画を借りに出掛けた。
1日で読破し、ついで旧劇場版、新劇場版「序」「破」「Q」と立て続けに見た。
見れば見るほど世界に引き込まれていく。
そして結局物語のほとんどがなんだかわからない。
「なんなんだ、これは…」
ずーっとモヤモヤしていた。
でも面白い。
モヤモヤを払拭したくて色々と調べたりもした。
しかし、情報をくれる誰しもが定かではないという。
誰一人として理解なんてしていないのだ。
細かいところをみてあーだこーだと考察する人もたくさんいる。
そのほとんどは真実ではなかった。
そうなのである。
現在公開中の「シン・エヴァンゲリオン」
ネタバレしたくないので多くは語らないが、ひとつだけ未だ観ていないエヴァファン、エヴァ好き、少しでもエヴァに触れたことがある方に朗報としてお伝えしたい事がある
「全て回収される」
長年のモヤモヤが晴れた。
爽快感がある。
そうか!
そういうことだったのか!
誰だ!あんなこと言ってたの!
え?そうなの?
驚きと納得の繰り返しである。
観て損はない。
あー!話したい。
どなたか観てきた方、当店にお話に来てください。
あそこはこーだ、そこはあーだと話しましょう。
「さようなら。全てのエヴァンゲリオン」
「さようなら」はまた会うためのおまじない。
エヴァは終わらない…
のかもしれない。
Comments