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違和感

「常連」という言葉を調べるとこう出てくる。


1 その興行場・遊戯場・飲食店などに、いつもくる客。常客。

2 いつも連れだって一緒に行動する仲間。


私はある時「常連」の定義とはなんぞや?と思い調べてみる事にした。

そこには様々な飲食店の皆さんの思いや教えが書かれていた。


自ら書いてる方、老舗飲食店の店主に聞いてみた!みたいなスタイル等々。


まず「常連」「太客」「上客」と使い分けている方の考察があった。

「常連」とは頻繁に来るお客さん。

「太客」とは頻繁に来るわけではないが、たくさんお金を使ってくれるお客さん。

「上客」とは大切なお客さん。


また違う人は

「常連」とは大切なお客さん。

「太客」に関しては上記と同じ。

「上客」に関しては考察がなかった。


私はこの「大切なお客さん」に注目した。


「大切なお客さん」とは…

また違うところにその答えであろう記述があった。


まずそのお店のファンであり、お店やお店にいる他のお客さんに迷惑を掛けず、お店を想ってくれるお客さん。

そして客と店という関係だけではなくプライベートなお付き合いもある人。


これが所謂「常連」或いは「上客」なんだそうだ。


ここから私のお話し。


たまに「ここの常連なんだ」「あそこの常連なんだ」と発言する方があります。

これ、むかーしからなんですが、自分からそこの常連である!という発言に違和感があって仕方がなかったのです。


常連かどうかは店が思う事であって、自分で言う事ではなくない?と、ずーっと思っていたんです。

それだけ「来てやってるんだぜ」「行ってるんだぜ」「仲がいいんだぜ」アピールなんでしょうが…


それ格好良くもないし羨ましくもないのよ。


その発言の違和感が緩和されたのです。

上記の通り「常連」について調べたら。


やっぱりお店側が思う事であって、お客さんから言われる事ではないんだと。

私はそう解釈したのです。


ここからは昔からの違和感を数個。


飲食店に行き、例えばラーメン屋さんに行き「しょうゆラーメン」を注文したとします。

数分後、ラーメン丼を持って店員さんが運んできてくれます。

そしてこう言うのです。

「こちらしょうゆラーメンになります」


もう違和感です。


そのラーメン丼に入っているソレは、まだしょうゆラーメンではない!という衝撃の事実を告げられるのです。


なぜなら「なります」って言うんですもの。

「なります」ということは「なってない」んですもの。


「こちらしょうゆラーメンです」とシンプルな言い方でいいのに、謎の敬語もどきによって日本語がおかしくなっているのです。


「1万円からお預かりいたします」

これもです。

「え?私は1万円ですか?」となります。


2000円の物を購入しレジで「2000円です」と言われ1000円札を2枚取り出しお支払いしたとするでしょ?

「2000円ちょうどお預かりいたします」


違和感を感じないだろうか?


金額ちょうどでお釣りが無いのに、返すものがないのに「お預かり」されたのです。


一体何を返してくれるのでしょう?


と、細かい事を言うとキリがない。

キリがないが最後にひとつ。


ファストフード店で聞かれる

「こちらでお召し上がりですか?」にも違和感を感じてしまう。

「召し上がる」がもう敬語なのに「お」がついていて気持ちが悪い。

二重敬語ってやつですね。


「こちらで召し上がりますか?」でいいのに。


次から次へと湧き上がる!

「おタバコのほうはお吸いになりますか?」

おタバコの「ほう」の他に何の「ほう」があるのでしょう?


と、これ以上はやめておきましょう。

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