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万城目学

活字に触れる事は嫌いじゃない。

主に自己啓発本を読み漁っていた時期もあった。

毎月文藝春秋を読んでいた事もあった。

落語家の柳家小さんの落語の本を読み、覚えて、ひとりでぶつぶつと落語をしている…そんな事もあった。

学生時代には国語の辞書を「あ」から順番に読み切った事もあった。


そんな中で「小説」だけはほとんど読んでいない。

得意でない。


今までに読み切った小説を思い出してみる。

QUIZ

サマータイムマシンブルース

坊ちゃん

203号室

鴨川ホルモー

ホルモー六景

鹿男あをによし

プリンセス・トヨトミ

偉大なるしゅららぼん

かのこちゃんとマドレーヌ夫人

悟浄出立

そして今は「とっぴんぱらりの風太郎」を読んでいる。


まだあったかもしれないが、しばらく考えても思い浮かばない。

あ、なんか仮面ライダーの小説を何冊か読んだっけ…


さて、鴨川ホルモーから下は全て同じ小説家さんの作品で、その人の名を万城目学という。

「まきめ まなぶ」と読む。


ある日、レンタルショップにて映画「鴨川ホルモー」と出会う。

なんとなく借りてみる事にした。

不思議な世界の連続であるその映画にすっかり心を奪われた。


その時は「原作は万城目学って人が書いてるのかー」くらいなもんだった。


ある時、飛行機に乗ることがあった。

行きの便で持ち込んでいた本を読み終えた記憶がある。

帰りの便に乗る直前、空港内の本屋に立ち寄り平積みされていたのが「ホルモー六景」だった。


「これは、あの鴨川ホルモー…なのか?」

まだよくわからなかった私は「万城目学」という字面に見覚えもあったので購入する事にした。


飛行機内で読み始めたのだが、どうも話についていけない。

わからない話がなんの説明もなく出てくるのだ。


それもそのはずである。

このホルモー六景は鴨川ホルモーのスピンオフ的な作品だったのである。


鴨川ホルモーを先に読んでなくてはいけないのだ。

その事に気付いた私は後日、本屋にて鴨川ホルモーを購入した。


読み終えて、この万城目学という人の他の作品はないのだろうか?とネットで調べてみる。

すると見たことのあるタイトルが出てきたのだ。

それが「鹿男あをによし」だった。


この頃より1年か2年前、テレビドラマに同じタイトルのものがあった。

要は、それはこれを原作としたドラマだったわけだが、そのドラマを私は見ていない。


すぐさま鹿男あをによしを購入した。


万城目学作品は素晴らしい。

どうしてそんな事思いつくのだろう?の連続である。

読むのはちょっと…という方、映像作品化されているのも数多くあるので、それをみると良いだろう。


まだ買ったまま読んでいないが「バベル九朔」という作品が今月よりドラマ化し放送開始されるそうである。

きっとドラマはみないが、なんだかドラマ放送開始前までに読み切りたい。


とにかく私のオススメの小説家

万城目学先生

機会があったらその作品に触れてみてはいかがでしょう?

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